コマーシャル・その他宣伝をしている会社の目論見
コマーシャル・その他宣伝は、要は企業自体や、商品・サービスをアピールして、通常よりも販売数量を増やして、大量生産を掛けて、安くするために行うのが基本です。
CMなどで、よく目にする会社・商品などは、全国的に会社名を知っている人が多く、知名度が高い商品、この会社の製品を買いたいとなるわけです。
日本の文化的にも、安心安全=宣伝してる=大企業=保障の充実となるので、買ってくれる人が増えます。
皆さんが忘れてはいけないのは、コマーシャル・その他宣伝=「広告宣伝費」=経費が製品の原価にかかていることです。
いくら無料で、広告を出せたとしても、それを設定する人件費もかかりますから、それなりにかかります。案件紹介でYouTubeで出している分も費用はかかります。
案件ではない、勝手にテレビ特集、blogやYouTubeで発信されるのは、完全無料なので、関係ないですが・・・
要は、知名度が高い=宣伝をしている=価格が高い傾向が多い
どれくらいの経費をかけているの?
参考程度ですが、結構な費用がかかっています
業界・業種名 | 売上に対する広告宣伝費の比率・割合 |
外食・関連サービス | 5% |
化粧品・健康食品会社 | 10% |
不動産 | 4% |
教育 | 3% |
通販・サービス業 | 15~20% |
化粧品業 | 15~20% |
流通業 | 1~3% |
自動車業界 | 1~2% |
飲料業界 | 5% |
金融業界 | 1~5% |
企業に対してではなく、商品に対してなので、有名な会社にする場合は、有名な芸能人も採用する場合がありますし、独占契約=同ジャンルのブランドに出ない、他の会社に出演しないなどの条件は、数千万円/年の契約になることが多く、結構な費用が掛かります。
その分消費者が、負担するわけですが・・・


コマーシャル・その他宣伝をしていない会社の目論見
コマーシャル・その他宣伝をしていない=している会社に比べて、コストが低くできるので、他の場所に経費負担を回すことが出来ます。
余った経費はどこへ?
価格差勝負へ
一番多いのは、価格差で勝負ですね。
皆さんも、似たような製品ならば、安心を買う=高い物、単純に価格勝負で迷うことがありますよね。
ここで、安価にできるのは安いからです。
例で挙げれば、ドン・キホーテでもあるような、YAMAZENなどの格安家電メーカーは、宣伝費用をかけないのと、よくある商品を極限までコストカットして、安く販売している
アイリスオーヤマも昔は安かったですが、宣伝が増えて中間地点位に来てますね。
商品の性能へ
次に言えば、性能への資金投入ですね。
製品を作るには、1つの細かいパーツまで値段を計算する必要があります。
物置で言えば、「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫、イナバ物置」がありますが、他に有名どころはと聞かれれば、ヨド物置くらい?なことが多いですよね。
イナバ、タクボ、ヨドコウあたりが御三家でしょうか?
私は、タクボ派ですが・・・(ホームセンターでもタ・・の購入で話すと、タ・・の方が原価率が低い、性能は良いなど、話をしてました、楽天で買うの確定で指値した結果なので営業トークより世間話ですが)
経費が回せるので、細かいところにコストがかけれて、やっぱり作りがタクボの方がしっかりしていて、ロック部分が壊れにくい設計になっており、トラブルが少ないのがおすすめですね。
下記の写真ですが、他のメーカーはプラ部分が多かったり、回転ねじなどで壊れやすいがシンプルで丈夫です。


社員への還元、会社の設備投資
見えにくい部分ですが、こういうところに経費を回せる会社も良いですね。
コマーシャル・宣伝をしない会社で、宣伝される会社
スーパー系が多い印象ですが、お昼の番組でスーパー特集が多いので、コストコ、業務スーパー(神戸物産)あたりは、無料宣伝が多いので、コストカットに成功し、大容量を低価格での販売を出来ていますね。
こういう、他人が宣伝してくれる会社は利益が残りやすいので、儲かる会社ですね。
経営するなら、ここを目指すべきでしょうね。
まとめ
商品比較する際は、人気度、価格、性能をみるのに合わせて、どういう会社かを考えてから購入するのも良いかと思います。
以上、皆さんの役に立てばうれしいです。ありがとうございました。
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