株式投資をする理由は何か?
世界経済の目標として、インフレ率2%/年が経済が成長し、潤っていく指数=基準とされており、物価は自然とあがっていきます
例えば、100万円の貯金があるとして、貯金をしたままだと、今年は100万円の物を買えますが、来年は、98万円の物しか買えなくなるという事です
なので、毎年皆さんの資産は、貯金し続けるだけでは確実に減っていくことになります
定期貯金でも、金利0.1%が良いところですから、銀行貯金・定期貯金はほぼ無意味です
ちなみに、銀行は定期貯金の額を投資に回して利益を得ています
銀行に不要に貯めているのならば、投資運用や、事業をする、不動産投資をするなど資産拡大をしないと、貧乏になるだけです
生活防衛資金として、給料収入などの定期収入がある場合は、3か月分以上の貯蓄は残しておくのが無難ですので、各自のリスク許容度に併せて、投資しましょう
投資の目標は?
投資には、目的の設定が必要です
結局、「資金を増やしたいから」は大目標なので意味がありません
中目標・小目標が必要で、それに対して期限を設ける必要もあります
- 中目標としては、下記の使用目的などがメインでしょうか?
- 老後資金
- 生活費
- 学業
- 旅費
- 遊興費
- 小目標としては、下記のイメージでしょう
- 老後資金:年金+不足分の補填
- 生活費 :生活支出<投資収益
- 学業 :大学費用・1人暮らしの資金
- 旅費 :年間に遊びに行く金額
- 遊興費 :生活費用=固定収入などで補い、投資利益で遊ぶ
上記の項目の他には、個人で考えてください

投資期間・投資金額を考える
投資目的を決めたら、目的に対して、どれくらいの準備期間があって、どれくらいの金額が必要かを考えます
ちなみに、現在、子供が高校生で、3年以内に大学入学資金や一人暮らし用資金に、500万円の資金があり、ちょっと足りないから投資で増やそうなどはやめましょう
短期的に大きく稼ぐことはありえますが、逆に半額以下になってしまって、せっかく合格した大学に入学できない、大学中退、バイトばっかりで勉強しなかったなど目も当てられません
逆に「子供が生まれた、将来のために15年ほど運用して資金を確保しておこう」という考えであれば、全世界か米国インデックス投資をしておけば、ほとんどの確率で増えていることでしょう
老後資金も同じです
「退職金を全額投資して配当金で生きよう」の一点投資で、「あれ大暴落でほとんど価値がなく、減配した。生活をどうしよう」などになります
上記の例とは別に、短期的に期間を設ける場合、旅費や遊興費は、「儲かったー、生活費は別にあるから遊ぶぞー」では良いです。ほぼ困ることはないからです
どういった投資目的で、いつどれくらいの資金が必要で、もし大暴落に巻き込まれても大丈夫かを考えてから、投資の一歩を踏み出しましょう

投資を怖がるな=スモールスタートしよう
大暴落が怖いから投資しない、今価格高騰だから投資しない、下がっているけどタイミングが分からないから投資しないは、ただの言い訳です。
- あなたの目的に対する方法に対しての回答
- 短期投資を目的に大儲けをしたいなら、タイミングを読む必要がありますが、投資しないと儲かりませんし、あなたは投資の神ではないし、人間で投資の神様と呼ばれる人はいても、100%買い時期と売り時期を当てられる人はいませんので、あなたの投資を始めない理由はありません
- 長期投資を目的にする場合は、ドルコスト平均法での投資(何があろうと一定金額を毎月固定で投資する手法)をするのであれば、15~20年先を見れば、早く投資しないと資産を築くことはできませんし、子供の代になり、自分は享受できません
でも、怖いですよね
簡単な解決法はあります
それは、生活費の10%や、10万円などの小額投資であれば、チャレンジは出来るし、半額になってもダメージは少ないですので、ここで考えることをあきらめず、とりあえずスモールスタートをしましょう


以上、皆さんの役に立てばうれしいです。ありがとうございました。
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