PDCAサイクルとは?
下記の仮説・検証型プロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという概念
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(測定・評価)
- Action(対策・改善)

- 1950年代、品質管理の父といわれるW・エドワーズ・デミングが提唱したフレームワーク
- PDCAサイクルを強化する
- KPI(重要業績評価指標)にかかわるミッションを達成
- 中期経営計画や会社の業績が達成できる仕組み
- 業績・人事の評価方法、ガバナンスなども検討も大切
- KPI(重要業績評価指標)にかかわるミッションを達成


生活に生かすには?
学校で習うことは少ないイメージで、結構、年配の職場の上司などに新卒時に言われて、勉強するようになるのではないでしょうか?
「めんどくせ~」が、主体でしょうが、意外と生活環境で考える癖を付ければ、会社でも勝手に使っているので、勉強するより慣れですね
そもそも、意識的にしなくても、意外とやっているものですが(笑)
参考例を見ながら、当てはまればOKですので、感覚だけをつかみましょう
面倒な人・結論だけ聞きたい人は、
参考例の解説までスキップ
旅行編
初めて行く時~数回行くまでの想定
1回目:Plan(計画)
まず、初回の計画ですが、「旅行に行こう」ですね~。ただ、それだけです
1回目:Do(実行)
無計画、旅行で、A県に着ました
1回目:Check(測定・評価)
何も調べずに行って後悔のみ
- 適当ホテル
- 遊び場なし
- 飯マズい(夕飯、ホテル外で変な店にあたり、ホテルの朝食無し)
- 時間ない
- 全然、まったく、面白くない
1回目:Action(対策・改善)
次は、最低限、これを変えないと楽しめないかな?
- 行先の面白い場所
- 行く方法を考える
- アクセスの良いホテル
- 美味しいごはん
2回目:Plan(計画)
今度は、計画立てるぞ
- 行先の面白い場所
- B県のC市の名所へ行くぞ
- 行く方法を考える
- 家から500kmの山奥でちょっと遠いけど、レンタカーで行こう
- アクセスの良いホテル
- 疲れるから、観光地から近いホテル
- 美味しいごはん
- カニ食べ放題が付いてるから、ここのホテルにしよう
2回目:Do(実行)
2回目旅行で、B県に着ました
2回目:Check(測定・評価)
- 名所(例:神社)に行って、面白い場所で楽しめた
- 良いとこ
- 山の方で、空気が良くて良かった
- パワースポットで力を得た気分
- 悪いとこ
- 休みで人が一杯で疲れた
- 途中から階段200段で疲れる
- 良さそうな物を見つけたけど、昼までで売り切れ
- ちょっと自分には不向きな名所(例:神社)?
- 良いとこ
- 移動方法は、主にレンタカーで行く
- 良いところ
- 移動手段の時刻表を気にせず、割と自由に変更が効く
- トイレや、飲み物を買ったり、飲食店・土産店を回れる
- 悪いところ
- 早朝出発・遅く帰ってきた
- 事前に借りて、翌日返すで、1泊2日が車は2泊3日
- 意外とお金がかかる
- 休みの日で割増料金
- 早朝出発・遅く帰ってきた
- 良いところ
- アクセスの良いホテルに宿泊
- 良いところ
- 疲れるから、観光地から近いホテルは正解
- 宿も普通のビジネスホテルで、部屋はゆっくり出来た
- 朝食は食べれた
- 悪いところ
- 疲れたけど、部屋の風呂しかついてなく、大浴場・温泉などない
- 飲み物の自販機は、めっちゃ高い
- 山奥過ぎて、コンビニも近くにない
- 次の日の朝、次の目的地まで遠いから早起き
- 朝食は、おにぎりと漬物
- 良いところ
- 美味しいごはん
- 良いところ
- 食べ放題で、美味しい料理
- お腹いっぱい
- 悪いところ
- いつも食べる様な、揚げ物やカレーなどばかり
- 季節なのか?カニが食べるところがないくらい痩せている
- カニが美味しくない
- 良いところ
2回目:Action(対策・改善)
次は、これを変えよう
- メインの観光地の場所
- 山で階段を上るより、平坦な場所・海辺が良いかな
- 人が少ないところ、or人が少ない日・時間を考えよう
- 名所よりも、遊べる方が楽しいかな?
- 行く方法を考える
- レンタカーは自由に動けるけど、費用が掛かった
- 距離的に運転時間が長く、ドライブは好きだけど、ちょっとしんどい
- しっかりと立てた計画の時間通りに、動くのも好きかも
- ホテル
- アクセスの良い場所はOK
- 最後の観光地と、宿と、次の日の観光地との距離が同じくらいにしよう
- 周りに行けるお店がある方が良いから、街中か近くに店がある宿
- 温泉があって、ゆったり時間を潰せるホテルがいい
- ちょっと散策できれば、さらに良い
- 朝食の充実
- 美味しいごはん
- いつもと違う料理が食べたい
- 郷土料理など
- ちょっと贅沢なアワビや高級牛、マツタケなど
- 価格は、抑えたいけど、ご飯は、ちょっと贅沢はしよう
- 朝ごはんから、美味しい物を食べて目覚めたい
- いつもと違う料理が食べたい
3回目:Plan(計画)
今回こそは楽しむぞ!!
- メインの観光地の場所
- 今回は、海辺に近い方で、遊園地と動物園のある施設に行こう
- 昼前から混むので、朝一番から、チケットを抑えて乗り放題
- 動物は、昼のご飯に行く時間に見る
- ご飯は、園外のショッピングモールで地元飯
- ついでに買い物・お茶休憩などして、海辺を散策
- 行く方法を考える
- 今回は何でもアクセスしやすい場所にした
- 自宅から、電車・新幹線で移動し、遊園地施設へバス移動
- 遊園地施設からホテルのバスが出ているので乗る
- 次の日は、駅までホテルのバスで送迎
- 駅からのバスで、他の観光地を見て、違う駅から帰路
- ホテル
- アクセスは、バス
- 温泉付きホテル
- ちょっと歩いたら、スーパーもあって便利
- 近くに散策コース、川もあって散策できる
- 朝食もある
- 美味しい食事
- 地元の郷土料理が沢山ある
- 食べ放題で無く、コース料理にした
3回目:Do(実行)
旅行を楽しむ
3回目:Check(測定・評価)
今回は満足
- メインの観光地の場所
- 良い点
- 大体、予定通りに行動できた
- 楽しめたし、時間も十分、こまない時間に行動できた
- 悪い点
- ちょっと、ご飯まで時間があり過ぎたかな?
- 飲み物など持っておけばよかった
- 良い点
- アクセス方法
- 全体的に問題なし
- ホテルバスの集合場所がちょっとわかりにくく、電話対応
- 電車がちょっと遅延
- ホテル
- 良いホテルだった
- ちょっと施設的には古いかな?
- 美味しい料理
- 郷土料理が美味しかった
- 普段食べられないもので良かった
- コースなので、最後のデザートに何とかたどり着く満腹さ
- 和食朝ごはんも最高でも、パン食が良かったかな?
3回目:Action(対策・改善)
次行くときは
- メインの観光地
- 同じような施設でも良いけど、遊園地に絞ろう
- 飲み物や、昼ごはんも大事
- アクセス方法
- 事前連絡が大事
- ちょっと遅れる想定と、ゆとりを持とう
- ホテル
- 格式のいいホテルは、古い施設でもあるので、築年数を考える
- 全面改装などが最近か確認しよう
- 美味しいごはん
- 晩御飯は、美味しかったけど、自分で選ぶ方が楽しいかな
- 朝ごはんも選択できると嬉しいな


参考例の解説
- 1回目は、無計画旅行
- 2回目は、ちょっと考えて実行
- 3回目は、グレードを上げて、満足度を高く
上記のように、改善していくのがポイントですね
PDCAで一番難易度が高いのは?
PDCAの例を旅行編で考えましたが、どの部分が一番難しいと思いましたか?
ちょっと、広告をクリックしながら考えてみましょう(笑)



思いつきましたか?
一番多いのは、Action(対策・改善)かな?違いますよ~
答えは、Do(実行)の行動するです
Do(実行)の難しい部分
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(測定・評価)
- Action(対策・改善)
上記の4つで、考えるとですね
1.Plan(計画)は、妄想する、あれが出来たらいいな、こうしたらいいかなの部分
3.Check(測定・評価)は、やったことへの感想と文句なので、すぐに出てくる
4.Action(対策・改善)は、ああしとけば良かった、次は何したいなの部分で意外と簡単
2.Do(実行)は、しないといけないので、実際にせずに終わるので、難しいです
Do(実行)への言い訳
皆さんは、何かするにもしない事への言い訳をしませんか?
今日はしんどい、旅行に行きたいけど疲れるし、人が多いし
仕事でこうすればいいかな、でも上司・先輩への相談面倒、自分の意見など
結局何でも行動せずに終わる
これが問題ですね
PDCAの根幹は、すぐに行動することです
今やるが最善です
失敗しても、致命傷を負わない用意すればいい
基本的には、報告・連絡・相談しておけば、上司・先輩の責任です
致命傷を負わない用意・助言が本来の仕事です
責任を取らない上司などの会社は、とっとと辞めるのが正解です
何においても、行動しましょう




以上、皆さんの役に立てばうれしいです。ありがとうございました。
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