私がお金について初めて考えた時
基本的な私の人生のお金の使い方をまとめたのは、小学生時代からでした。
まず、お金について大きく考え始めたのは小学校1年生の花火大会でした。
父と母と弟と、4人で花火大会に行ったのですが、それなりに規模があり、出店も100店くらいは出ている会場でした。
その時、父から好きなものを買うか遊んでおいでと、私と弟に1000円づつのお小遣いを渡してくれました。私は弟を連れて、出店を回りましたが、まったくお金を使わずに父のもとに戻りました。
父のもとに戻り、「したい事も食べたい物もなかったので、お金を返す」といいました。
父としては、お金を使う練習のつもりで、送り出したので、「もう一度回って、お金を使う練習だから気にせず使ってきなさい」と怒りながら送り出されました。
もう一度回りましたが、どうしても使いたいものがありませんでしたので、父に言いました。
「食べ物だけれども、焼きそばなら、スーパーの総菜コーナーで買えば半額以下で買えるし、作ればもっと安い、りんご飴もりんごを買って飴をなめれば一緒だし、もっと安く食べ有れる。くじ引きや、ゲームもあったが、他の子がしていて、どう見ても出来ないし、欲しいものは取れない。金魚すくいも生き物は飼わないし、スーパーボールも欲しくはない。だから返す、どうしても使えというなら、貯金してどうしても欲しいものがあれば、その時に買う」と言いましたら、父は「そうかい好きにしな」と笑っていた記憶があります。
なぜ、そんな考えを持っていたのか?
我が家のルールは、母が決めたのかは知りませんが、幼稚園以前から高校卒業まで、固定のお小遣いをもらったことはなく、基本的に必要な額を必要な理由を伝えて出してもらうルールでした。
お小遣いを得るには、テストで100点取れば100円や、荷物を運ぶのを手伝ったり、肩をもんだり、何か手伝ったときに100円をもらえる仕組みでした。何か手伝いをすることは、幼稚園前から当然と考えていたので、自分から100円も欲しいと言った記憶は全くないですが…
小学生低学年でも机の貯金箱に10万くらいはありましたが、両祖父母からもらえるお年玉やお小遣いを全部貯金してましたので、小学6年生で定期貯金しましたが、30万は超えてました。
結局のところ、お金を得るには労働が必要で、父は朝早くから夜まで仕事に行ってましたし、母も私が小学1年からパートに行きましたので、自分で働いていないお金で贅沢するのは違うと考えていたからでしょう。
物を買ってほしいと、両祖父母に頼まなくて怒られる
九州から遊びに来ていた父方の祖父母からゲームを買いにつれていかれた時、発売したばかりのポケモンの赤を当時3000円くらいだったか?を1つ頼みましたが、「もっと高いものを買わないのか?もう何個か選ばんか」と怒られて、緑とドラクエみたいなゲームとガオガイガーのロボットを買わされた記憶があります。
ほかの従兄弟たちは一緒に住んでるので、たくさん買ってもらってたのでしょうね。あまり差をつけたくなかったのか、なぜか「無欲で遠慮すぎる」と怒られ、当時は?状態でした。
母方の祖父母は近くに住んでいたのですが、割とお小遣いをくれたりしようとするのですが、誕生日や正月はもらいましたが、特に何もない時は「いらない」と返してましたので、怒られて強制的にポケットに入れられました。
何も頼まなくても、正月やクリスマス、誕生日に何かしら買ってもらっていたし、父方の祖父母からは、農家なので定期的に野菜やコメを大量に貰っていたし、万札のお小遣いが入っていましたので、十分すぎだと感じていました。
今現在の考え方
今も、必要なものは買いますが、不要なものは買いません。
どちらかというと、嫁が完全に浪費家で同じような幼少環境でしたが、金は稼いだらすべて使うの精神の家庭で育っているので、私と全く逆の性格です。両極端の考えなので、バランス取れていいですが(笑)何も欲しいものがない夫、欲しいものだらけの妻
現在の嫁は、通勤中の事故など(今は何ともない)で、会社を辞めて、働いてもいないので、節約精神を植え付けていますが、根が取れていない状況ですが結婚当初よりはマシですけどね。
買わなさ過ぎて、物が全くないよりも、少しの贅沢は良いかと思いますが、嫁が働いていた時は嫁に10万円を家に入れてもらい、私が全管理していましたので、車をアテンザワゴン、CX-8と高い2台を買いましたが、若いうちに十分楽しめたので浪費としては良いのか?でしたが、やっぱり家のローンを残り1000万円をほぼ返せたので、それから買えばよかったかと考えている日々です。嫁の金でもありますのでしょうがないですが。
私一人なら、良い車を買うことはなかったので、ある意味感謝はしております。
今は、嫁の入れていた金額は、毎月、NISAとiDeCoに積み立てで口座に返金している状況にしてますが(笑)
今後も、人生論を公開していければと思いますので、よろしくお願いいたします。
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