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(種まき・植え付け編)農業高校卒~東証プライム社員で、トマトの施設栽培を立ち上げた人の栽培方法⑫

野菜・畑
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種まきと植え付け作業

種まきの前に

  • 市販の花つきのポット苗を購入すれば、すぐに花壇を作れるが、育てたい品種がない場合もある
  • 珍しい品種などは自分で種をまいて育てなければなりません。
  • 手間がかかりますが、種から育てれば、ポット苗を購入するのにくらべて安価
  • 一般に種から育てた苗は生育旺盛で丈夫
  • 春の種まきはソメイヨシノが咲く頃
  • 秋の種まきは彼岸前後

いろいろな種がある

  • タネは植物の種類によって大きさ、形、色などさまざま。
  • 皮が硬かったり、綿毛に包まれていたりしてうまく吸水できず、発芽が揃わないタネもある
  • 市販されている絵袋入りのアサガオやセンニチコウ、ホウレンソウなどは、あらかじめ発芽しやすいように処理されているので、すぐにまける

注意して栽培する種

  • 種の中には、発芽させるためのコツが必要だったり、ひと手間かけると発芽しやすくなるものもあります。
    • 傷をつけたり、水につける
      • アサガオ、スイートピー、ルピナスなどの硬実種子はそのまままいたのでは吸水できず、発芽しなかったり、発芽が揃いません。
      • 種皮に傷をつけたり、1晩水につけてからまくとよく発芽します
    • 綿毛を取る
      • ワタ、センニチコウ、クレマチス、ローダンセ、オキナグサなどは、表面が綿毛で覆われて水分が吸収しにくいため、綿毛をとり除いてからまきます。
    • タネをまく前に消毒する
      • 自家採取したタネや長期保存したタネは、可能であれば殺菌剤で消毒してからまきます。

好光性種子と嫌光性種子

  • 多くの植物のタネは光に関係なく発芽する中性種子ですが、光が影響するタネもあります。
  • 好光性種子:光が当たらないと発芽できないタネ
    • タネをまいた後覆土をしない
    • タネが隠れるか隠れないかぐらいにごく薄く覆土
  • 嫌光性種子:逆に光が当たっているとうまく発芽しないタネ
    • タネが隠れるようにしっかり覆土します。

種のパッケージは情報の宝庫

  • 絵袋の裏や内側には、タネのまき方、発芽後の管理、植物の特性などが記載がある
  • タネをまく前によく読む
  • まき終わったら絵袋は捨てず持っておくか、写真などで保管

タネまきに向く用土

  • 保水性と通気性を兼ね備えた、病気の心配のない清潔な用土を使うのが鉄則で、肥料は入れません。
  • 市販のタネまき用土は、タネまき用にブレンドされているので、そのまま使えて便利。

種により撒き方いろいろ

  • 直接まき:花壇や菜園など地面に、順次間引きしながら育てていく
    • 大粒のタネは、割り箸や指で一定の深さに穴をあけ、1粒ずつタネを落とす
    • 小粒のタネは、厚紙の上にタネをのせ、紙の裏や手首を軽くたたいて振動させながら少しずつタネを落とす
    • すじまき
      • 中くらいの種子に向くまき方。
      • 細い溝をつけ、溝の底に等間隔にタネを落としていく
      • 間引きなどその後の管理が楽に行える。
      • 葉物の細長い物(ホウレン草など)や人参など、列で管理するもの向き
    • 点まき
      • 大きなタネに向くまき方。
      • 等間隔にくぼみをつけ、1か所に1粒か数粒ずつまく。
      • 数粒まいたときは発芽後に1株残してほかは間引く。
      • 葉物の大きい物(白菜)、大豆などのある程度の株間が決まっているもの
    • ばらまき
      • 小さいタネに向くまき方。
      • 用土の表面にタネをむらなくまく方法
      • 細ネギや、密度的に密集しても良い物
  • 育苗  :育苗箱やポットなどの容器にまいて、芽が出たら小さな苗のうちに移植する方法
    • 移植する手間がかかりますが、一般的に、容器にまいた方が容器を移動させて雨や風から幼苗を守ることができるので、苗が順調に育ち、苗の管理がしやすいです。

覆土

  • 覆土:タネをまいた後、土をかけること
  • ふつうタネの2~3倍の厚さに土をかけます。
  • 直径1~5㎜ほどの中~小粒のタネは、タネが隠れる程度
  • ふるいを使うと均一に覆土でき、発芽も揃います。
  • 微小なタネや好光性種子は全く覆土しないか、ごく薄くかけます。

水やり

大きめの容器や鉢受け皿に水をためて腰水で水を与えると、用土全体が十分に湿る。

置き場所

  • タネまき後、発芽するまで用土を乾かさないことがポイント。
  • 軒下やヨシズの陰など、雨が当たらない明るい日陰に置き、発芽して根がしっかり張るまで、腰水で底面から吸水させます。

発芽後

管理方法

  • 発芽後は日当たりのよい場所に移動して、苗に育てます。
  • 用土の表面が乾くのを待ってジョウロで水をやり、本葉が開いたら薄い液体肥料を2週間に1回、水やり代わりに施します。
  • 発芽が揃い、本葉が開いてこれからというときに、ネキリムシやナメクジにかじられることがあります。
  • 害虫は見つけたら捕殺したり、殺虫剤を散布して防除し、病気は殺菌剤でタネを消毒して防ぎます。
  • 本葉が3~4枚になったら、根が育つように移植します。

水やり

  • 本葉が出たら底面給水を止めてジョウロでの水やりに替える。
  • 用土が乾いてから水をやり、2週間ごとに1回を目安に液体肥料を施す。

間引き

  • 子葉が開き、込み合ってきたら間引きを行う
  • 日当たりや風通しをよくして、苗に育てます。
  • 密生していると、日光が奥まで届かずひょろひょろになる
  • 苗が伸びすぎないうちに早めに行うのが大事
  • 間引きは成長に応じて何回かに分けて行うようにします。
  • 間引くもの
    • いつまでもタネをかぶっている
    • 葉が変形して病気にかかっている
    • 茎が細くひょろひょろしている
    • 発育が遅れて育ちが悪い

移植

  • 本葉が3~4枚になると、育苗箱では根が窮屈になり生長しにくくなります。
  • 生育がよくなるようにビニールポットに移植(鉢上げ、植え替え)
  • 根を切らずに植え替えられるよう、用土は乾かし気味
  • 2.5~3号ポットに元肥の緩効性化成肥料を混ぜた用土で、苗を1本ずつていねいに移植し、水をたっぷりやります。
  • 2、3日直射日光の当たらない明るい日陰に置き、その後は日当たりのよいところで育てます。
  • 本葉が5~6枚になれば定植できます。

基本的な植え付け作業

基本

  • 適切な土づくりをしても、植物が好む環境や習性を知り、適期に植えないとうまく育ちません。
  • よい苗を選ぶことも大事
  • 苗は、今後の生長を考えて、大株に育つものは株間を広くとるなど、位置や間隔を決める

良い苗

  • 健全で、株全体ががっしりしている。花苗はつぼみがたくさん上がっているのがよい。
  • 株・・・病害虫に侵されていない。株元がぐらつかず、がっしりしている
  • 茎・・・太くて節間が詰まっている
  • 葉・・・緑色が濃く、大きさが揃って多数ついている。虫食いなどの跡がない
  • 花・・・つぼみが多い
  • 根・・・白い細根が鉢底穴から少し出ている

悪い苗

  • 徒長し、株に勢いがない。下葉が黄ばんでいる。
  • 株・・・株元がぐらついて、軟弱。アリがついている
  • 茎・・・節と節の間が長く、ひょろひょろしている
  • 葉・・・緑色が薄く、まばらにしかついていない。下葉が黄ばんでいる。虫食いの跡がある
  • 花・・・つぼみが少ない
  • 根・・・茶色い細根が鉢底穴から出ている。鉢底穴が根でふさがれている

花壇などへのポット苗の植え付け方

  • 何をどのように植えるか迷ったとき
    • 花壇などのテーマを決める
      1. 花色や草丈を統一(30cm以上の草丈にならない)
      2. しなやかな草花でナチュラルな雰囲気を出す
      3. 球根系で固める
      4. 同一系の色違いでそろえる
  • 株間
    • 花が咲いたときの草丈が低いものなら15~20㎝
    • 高く育つものは30~50㎝
    • 株がこんもり育つものは20~25㎝
  • 奥から手前に苗を植えていくと、先に植えた株を傷めず、楽に作業ができます。
  • 苗は浅植えでも深植えでも根つきが悪い。
  • 根鉢と土の表面の高さが同じになるように植える。

球根系の植え付け方

  • 球根植物は植えれば、花が咲くハーフメイドの植物
  • 何度でも、毎年生えてくるし、球根も増え続ける
  • 初心者でも失敗なく花を咲かせられます。
  • 植え付ける際は、球根の種類に適した間隔と深さに合わせて、適期に植えます
  • 球根は植え付ける前にオーソサイドやベンレートなどの殺菌剤で消毒しておきます。

庭に植える

  • ポイントは場所選びで、日当たりと水はけのよいところが基本
  • 植え付けの時期は一般的に、秋植え球根は9月下旬~10月末までに植えて寒さに当て、寒さが苦手な春植え球根は遅霜の心配がなくなってから植えます。
  • 発芽が遅く、どこに植えたかわからなくなることがあるため、目印になる名札などを立てておき、水やりを忘れないようにすることも大事です。

コンテナ(鉢やプランターなど)に植える

  • 根が十分に張れるよう深めの鉢を用い、鉢底には必ずゴロ土を入れて水はけをよくする。
  • 植えつける深さは、球根1個分もしくは球根の頭が隠れる程度に浅く植え、できるだけ根を深く張らせることがポイント。
  • 間隔は、球根1個分あけるのが目安です。
  • 植え付け後は、鉢底から流れるまでたっぷりと水を与え、日当たりのよい場所に置きます。

以上、皆さんの役に立てばうれしいです。有難うございました。

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