アニメと映画についての違い
冒頭の10分はユーチューブで公開されておりますので、こちらを参考にしてください。
私は、2022/6/10に、ららぽーと福岡のTOHOシネマズにて鑑賞してきましたので、ご紹介いたします。
アニメ版 機動戦士ガンダム 15話「ククルス・ドアンの島」とは?
アニメ版:機動戦士ガンダム 15話「ククルス・ドアンの島」は、1979年7月14日に初放送された作品である。
本エピソードのあらすじ
ガンダムで地球の重力になれるため訓練中だったアムロ・レイが、救難信号を受けて、単独:コアファイターで確認に行く。
不時着した戦闘機の中でシートに縛り付けられたパイロットを発見し、手当を行うアムロ・レイ。
そこへ、3人の子供と、ザクに乗った「ククルス・ドアン」が現れ、コアファイターのアムロ・レイは戦闘を行うが撃墜された。
アムロ・レイが目を覚ますと、3人の子供のうち、「ロラン」と名乗る少女がおり、話を聞くと、「ククルス・ドアン」はジオン軍の脱走兵で、3人の子供を守りながら、島に来た兵士を倒し、戦利品を回収しながら暮らしているとのこと。
アムロ・レイは若く、子供好きのククルス・ドアンは殺害せず、看病をしてくれることになる。
そのころ、ホワイトベースでは、アムロ・レイが脱走したのでは?などありながら、アムロ・レイの捜索に乗り出すが、その時、ジオン軍を探知する。
アムロ・レイも、島に近づくジオン軍を発見し、急ぎ帰還しガンダムに換装して戻るが、ククルス・ドアンがアムロ・レイを制止して、ザク同士の格闘戦を行い、戦闘中に子供たちの親を殺したのは自分だと告白し、罪の意識を感じていることを告白しながら、相手のザクを撃破。
アムロ・レイは、兵隊である事・戦争から離れられない呪縛から解き放つため、ククルス・ドアンのザクを海中へと鎮めることで物語が終了する。
場所
ホワイトベースが北アメリカ大陸からアジアに渡る途中にあるため、太平洋に存在しているはずで、島の正式名称は明らかになっていない
本内容の取扱い
このエピソードは、機動戦士ガンダム:劇場版3部作では割愛されている。
今回の映画の監督安彦良和の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』でもカット。
テレビ放送がアメリカへ輸出された際も、1話まるごとカットされている
映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」とは?
2022年6月3日公開で、機動戦士ガンダム THE ORIGINの安彦良和の発案・監督による映画化作品
機動戦士ガンダム THE ORIGINの本編には、登場しないが、スピンオフ作品で「機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島」 おおのじゅんじ作の漫画で登場
場所
大西洋に存在するカナリア諸島のアレグランサ島で、ホワイトベースが南米のジャブローからヨーロッパに渡る途中で遭遇する。
YouTubeの冒頭10分と、全体の簡単なあらすじ
冒頭では、ジム2機とガンペリーが島に上陸し、任務は不明だが強行偵察を行っていたが、ククルス・ドアンのザクに撃破されるところから始まる。
ホワイトベース艦長:ブライト・ノアは、連邦軍部からの命令を受け、アムロ・レイ、ハヤト・コバヤシ、カイ・シデン、ジョブ・ジョンを島へ送る。
ガンダムで出撃したアムロ・レイであったが不意打ちもあり、ドアンのザクに海へ落とされ、意識を失う。カイ・シデンはガンキャノンで逆ルートに進行。20人の子供たちを見つけるが、石を投げられるなどの行為を受け、子供嫌いなカイ・シデンはガンペリーへと戻るが嵐が来て、ブライト・ノアの命令で、アムロ・レイの捜索をせずに帰還。
目を覚ましたアムロ・レイは、「カーラ」をはじめとする20名の子供たちとククルス・ドアンと出会うが、ジオン兵とのこともあり、隠されたガンダムを探すが難しく、ドアンと子供たちと生活をしながら、井戸の修理などから打ち解けていく。
この後、連邦軍のゴップ大将とマ・クベ大佐との会話があり、大きな重要事項が隠されていることがわかる。
本編のククルス・ドアンは、残置諜者としての使命を受けており、島の施設での活動を任務としていた。
元々は、サザンクロス隊という公国軍精鋭部隊の隊長を務めており、特殊任務的に軍を逃亡したような形で任務に就いている。実際は、ジオン軍の大きな任務を抱えている
エース級の力はもともと持っていたようで、シャア・アズナブルとも実力は並ぶと噂されていたそうで実際の腕は、冒頭でもわかるように、旧ザクで訳の分からない動きでアムロ・レイを撃退しているので本物である
島の地下に、基地施設があることをアムロ・レイが知るころにジオン軍の新編成のサザンクロス隊・高機動型ザク5機が島に来て、戦闘が始まる。
アムロ・レイとククルス・ドアンの活躍で、サザンクロス隊を撃破したが、基地本来の役割が発動するが・・・。
最後はアニメ版と、同じ展開で映画は幕を閉じます。
感想
面白い映像作品になっており、人間の感情の部分などが表現されている点と、本編には登場しない重要な事項があったことが証明された作品で、今後のシリーズにも大きく影響を与える内容にもなっており、楽しめました。ぜひ、劇場でご覧ください。
映画特典


今回は、TOHOシネマズで、映画鑑賞しましたので、特典がありました。
2名で見たので、偶然ですが、アムロ・レイとククルス・ドアンのイラスト画を貰えました。
ラッキーです。
以上、皆さんの役に立てばうれしいです。有難うございました。
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