保険は必要です。ただし、要るものと要らないものがある
- 必要な保険
- 保険は、1回の損失が自分の負担できないほど大きく、発生確率が低いものに加入しましょう。
- 自動車保険
- 掛け捨ての生命保険
- 火災保険
- 不要な保険
- 逆に、1回の損失が自分の負担が出来る(一時的に辛いは除く)、発生確率が低いものは不要
- 医療保険
- 貯蓄型保険/払い済み保険
- 個人年金保険
- 学資保険
- 民間の介護保険
- ペット保険
- 地震保険
- 外貨建て保険/変額保険
- 考えない・近づかない
- 1回の損失が自分の負担できないほど大きく、発生確率が高いものには近づかない
- 戦地や紛争地に行く
- 病気の蔓延している地域に行く
- 日本の常識が通じないところに行く

必要な保険
損失大
- 保険規模が、数千万~数億単位になるもの・自分の生活が出来なくなるもの
- 自動車などの車両で人を死亡させた。
- 自動車などの車両で家などに突っ込んだ
- 火災などで家が全焼などした場合
- 家族の大黒柱が大ケガ、死亡時に他の家族が生活できない場合
- 他の生計を同じにする家族が、就職して働き養える場合は不要
- 子供が小さいなどで、18歳以上の成人になるまでに生活できなくなる場合
- 祖父母や親せきで養ってもらえるなら不要
確率小
- 滅多に起こらない出来事
- 交通事故
- 火災
- 死亡
上記から、3つが必要で当たらない場合は、保険自体が不要
- 自動車保険(対人・対物のみ)
- 車両保険は不要
- 弁護士特約は必要
- 原付に乗る場合は、原付特約が必要
- 自転車保険などは、カードなどに付帯が有ったり、他に入っていないか確認
- 火災保険
- 購入した住宅、賃貸などでも加入が必要な場合
- 隣が燃えたら、自分は自分の保険を活用するしかない
- 指定された火災保険は補償が薄く、保険料は高い可能性があるため
- 掛け捨ての生命保険
- 毎月2,000~3,000円程度の保険料で十分
- 入院費用、がん保険、高度医療などは不要
- 自転車保険
- 自転車事故以外の物損賠償などがあるので、500円/月以下の安いものはおすすめ
- カードや、自動車保険など、被りがないかチェック


不要な保険
- 医療保険
- 治療費は、公的医療保険と貯金で備える
- 医療費(手術・治療費・部屋代)は、高額医療制度で上限がある
- 上限以上の金額は、負担しなくていい(天井無し)
- 例:収入30万円の人でも、負担上限9万円程度
- 入院中の費用(着替えや洗濯など)や特別室利用などは自己負担
- 長期間、働けない場合
- 休業補償給付
- 働ける状態になるまで月給の約8割を受給可能
- 傷病手当金
- 月給の約6割を最長1年6カ月間受給可能
- 休業補償給付
- 障害が残った場合
- 仮に障害が残って仕事に復帰できない場合、障害年金が対象になる
- 治療費は、公的医療保険と貯金で備える
- 貯蓄型保険/払い済み保険
- 保険と投資は、混ぜるな危険
- 保険は、保険で契約、投資は投資で実施
- 両方の手数料が多く、保証は小さく、投資は利益が低い
- 保険会社が両得なプランです。
- =ぼったくりの投資信託
- 個人年金保険
- 終身対応でないので、長生きした場合に損
- 投資などに対して、利回りが小さすぎる
- 額が一定で、インフレ時に足りなくなる
- =ぼったくりの投資信託
- 学資保険
- 子供のためであっても、貯金で備えればOK
- 預金を増やしたいなら、余剰資金を投資に回す
- 保険でも、元本割れ・不払いの場合もある
- 中途半端保険
- 民間の介護保険
- 人間は老いるで、介護は将来100%必要になる(介護状態になるまでに死亡するか、しないか)なので、可能性が高い
- 保険は、大人数で少人数を相互扶助する概念なので、大人数で大人数を支えられない
- ペット保険
- ペットを飼う前の段階で、自分の資産の範囲内で対応できない場合は飼わない
- ペットがケガして、自分の生活が出来なくなる場合はほぼ無い
- ペットが第3者に被害を与えた場合への備えは、月額数百円で個人賠償責任特約に加入
- 地震保険
- 全損でない限り、ほぼ、保険料は出てこないので活用しにくい
- 東日本大震災で、対象の7割が「一部損」で、家の時価の5%保証
- 1000万円の家で50万円程度
- 地震保険は火災保険とセットで加入
- 外貨建て保険/変額保険
- 資産を増やせるといわれますが、同じ指数の投資商品に対してほぼ増えません。
- なぜかと言えば、手数料が異常に高く、為替リスクで損する場合もあります。
- 円安に振れている時期なら、利益があるうちに売却しましょう
- 残り5年以内などで、全額取り戻せるなら待ち
- 損をしているなら、すぐに解約しましょう。
- 個人的に投資し、積み立てNISA、iDeCoの方が良いです。

保険セールスマン、不動産屋、FP、親族に相談しない
保険のセールスマンは、あなたの為でなく、自分の成績のために保険に勧誘します。
親切な不動産屋は、あなたの為でなく、自分の利益のために保険に勧誘します。
FPで、不要な保険を進めてくる人は、保険のセールスマンです。
親族の保険は、角が立たないように逃げましょう。
自分の夫・嫁の実家関係なら、自分の親族側で加入している、別の知り合いの保険に加入しているなど、相手の話に乗らないようにしましょう。
結局、担当した親族が利益が落ちるから申請しないや、迷惑だからと遠慮して保険金の請求をしない場合も出てきたら、保険の意味がありません。

まとめ
保険は、得をするために入るものではありません。
得するために加入は、自分に不幸があるかのギャンブルです。
対象になる病気やケガがあれば、ギャンブルに勝っただけです。
なので、必要な保険、費用な保険が生まれます。
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