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競走馬紹介:メジロマックイーン

競走馬
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何で紹介するか?

最初の理由は、1987年4月3日が私と生まれた日が同じだからだけですが、一番好きな1頭です。

昔、会社の土地をサンデーレーシングさんに売却した時に、吉田勝己社長とお会いし、会食などさせていただきましたが、不動産屋に面白ネタとして話してみましたが、不動産屋が話をしてしまい、メジロの話をするなよ~という、突っ込みを入れました。そこから話が広がったので、良かったですが・・・

メジロマックイーンを実際に走っている様子などは見た記憶はないのですが、ユーチューブなどでは見ています。

基本は、いろんな競馬ゲームをしておりますが、やっぱり強い点と物語がある点が良いです。

メジロ87年組、親子3代天皇賞・春制覇、トウカイテイオーとのライバル対決、ライスシャワーへの敗北、繫殖生活も子供は走らないが、ステイゴールドとの配合が良くブルードメアサイアーでは上位になっている、命日2006年4月3日と誕生日が同じなど、ずっと話題になり続けた競走馬です。

馬娘プリティーダービーの2期でも、トウカイテイオーをライバルとした、その半生が描かれており、共感された方も多いのではないでしょうか。

今回は、どんな馬だったのかなど、紹介したいと思います。

基礎データ

  • 馬名   :メジロマックイーン
  • 馬名の由来:冠名+アメリカの俳優スティーブ・マックイーンより
  • 生年月日 :1987年4月3日生 
  • 性別   :牡 
  • 毛色   :芦毛(幼少期:黒色→3歳程度:白が入り斑→引退後:白馬)
  • 父    :メジロティターン
  • 母    :メジロオーロラ(父 リマンド)
  • 代表兄弟 :メジロデュレンが、半兄で1986年の菊花賞、1987年の有馬記念を制した
  • 馬主   :メジロ商事(株)
  • 調教師  :池江泰郎(栗東)
  • 生産牧場 :吉田堅氏(北海道・浦河町)
  • 通算成績 :21戦12勝
  • 主な勝ち鞍
    • 宝塚記念(GI):1993  
      • 阪神競馬場
      • 芝2200m  
    • 天皇賞・春(GI):1991・1992 
      • 京都競馬場
      • 芝3200m 
      • 父子3代制覇・連覇
      • 1993年は、3連覇を阻止される
    • 菊花賞(GI):1990
      • 京都競馬場
      • 芝3000m
    • 京都大賞典(GII):1991・1993
      • 京都競馬場
      • 芝2400m
    • 大阪杯(GII):1993
      •  阪神競馬場
      • 芝2000m
    • 阪神大賞典(GII):1991・1992
      • 阪神競馬場
      • 芝3000m

全レース

日付開催Rレース名距離芝・ダート馬場状態頭数馬番人気着順タイム騎手上り3F1(2)着馬
1990. 2. 3阪神4新馬1700ダート106211.47.7村本善之(ハギノレジェンド)
1990. 2.25阪神9ゆきやなぎ賞2000136122.04.6村本善之シンボリデーバ
1990. 5.12京都9あやめ賞2200153132.17.5村本善之ホウユウロイヤル
1990. 9. 2函館7渡島特別1700ダート108121.46.6内田浩一38.9マンジュデンカブト
1990. 9.16函館6木古内特別1700ダート84111.47.3内田浩一37.6(リキサンロイヤル)
1990. 9.23函館8大沼S20001512112.04.5内田浩一38.2(トウショウアイ)
1990.10.13京都11嵐山S300095123.06.6内田浩一ミスターアダムス
1990.11. 4京都10菊花賞3000182413.06.2内田浩一(ホワイトストーン)
1991. 3.10中京11阪神大賞典300094113.07.3武豊35.4(ゴーサイン)
1991. 4.28京都10天皇賞(春)32001815113.18.8武豊(ミスターアダムス)
1991. 6. 9京都10宝塚記念22001010122.13.8武豊メジロライアン
1991.10. 6京都11京都大賞典240074112.26.5武豊(メイショウビトリア)
1991.10.27東京10天皇賞(秋)2000181312.02.9武豊37.4プレクラスニー
1991.11.24東京10ジャパンカップ2400155142.25.3武豊34.9ゴールデンフェザント
1991.12.22中山9有馬記念2500151122.30.8武豊35.6ダイユウサク
1992. 3.15阪神11阪神大賞典300064113.13.5武豊(カミノクレッセ)
1992. 4.26京都10天皇賞(春)3200145213.20.0武豊(カミノクレッセ)
1993. 4. 4阪神11産經大阪杯20001613112.03.3武豊(ナイスネイチャ)
1993. 4.25京都10天皇賞(春)32001514123.17.5武豊36.8ライスシャワー
1993. 6.13阪神10宝塚記念2200116112.17.7武豊38.0(イクノディクタス)
1993.10.10京都11京都大賞典2400101112.22.7武豊35.7(レガシーワールド)

どんなタイプの馬?

よく言われているのが、「最強のステイヤー(長距離馬=2500m以上の距離)」、連対率も高く、21戦中4戦のみが3位以下と、21戦12勝と、割と負けてはいるが優秀。

素晴らしいスタミナと、スピードを持ち、安定度抜群の最強馬ですが、弱い点を挙げるならば、瞬発力が低いと考えられ、あがりは34秒台になることは少なく、早いとは言えない。

強さの理由はジョッキーにもあったと考えられ、武豊騎手がスタミナ勝負に持っていた点が大きいと考えられる。

エピソード

  1. 天皇賞・春にて父子3代制覇・連覇を達成しており、父メジロテイターンは、天皇賞をレコードで制した馬であり、祖父:メジロアサマも天皇賞馬による代々受け継いだスタミナ適性を生かしている。
  2. 天皇賞・春、初戦1991年は、メジロライアン、ホワイトストーンとの「3強」から勝利、2戦目の1992年は、デビュー以来7連勝を続ける2冠馬トウカイテイオーとの対決で勝利、3戦目の1993年は、前年ミホノブルボンのクラシック三冠を菊花賞で阻んだライスシャワーに徹底マークされ、直線半ばで交わされて2着に敗れた
  3. 天皇賞・秋で、日本におけるGI競走史上初の1位降着も記録しており、内容は、プレクラスニーに6馬身差をつけて1位入線するも、スタート直後に内側に斜行、プレジデントシチー(18位入線)の進路を妨害したことで、18着に降着となる(着で言うと4着が最低)
  4. 獲得賞金10億1465万7700円は、当時の世界最高記録であり、獲得賞金額が10億円を突破した最初の馬
  5. GI競走の連続年度勝利記録となる4年連続GI制覇
  6. 1991年度JRA賞最優秀5歳以上牡馬
  7. 1994年、顕彰馬に選出=殿堂入り
  8. 「メジロ87年組」と呼ばれ、メジロライアン(宝塚記念)、メジロパーマー(宝塚記念・有馬記念)とともに、一時代を築いた

種牡馬時代

  • シンジケート:一株1200万円・総額7億2000万円
  • 社台スタリオンステーション早来で繋養された
  • 当時の主流血脈を持っていない異系血統という点で配合選択肢の幅広さが注目されたが、最初にエイダイクイン(母ユキノサンライズ)が重賞馬になるが、以降は多く輩出していない。
  • イクノディクタスとの交配は、同馬が牝馬の賞金王であったことに加え、マックイーンが競走馬時代に想いを寄せていたという、関係者からのエピソードが紹介されていたこともあり、特に注目されたが、特に重賞馬は出していない
  • ブルードメアサイアーとして、ステイゴールドとの配合に顕著な実績を残している。
  • 2004年に社台スタリオンステーション荻伏に移動
  • 2006年4月3日に同場で心不全のため死亡しており、この日は生まれた日と同日
  • 北海道洞爺湖町のメジロ牧場に墓が建てられている。
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